漫画家目指すのに大学と専門学校どちらがおすすめなの?

以前は漫画家目指す場合、ひたすら家で頑張って描いて雑誌社に持ち込みをしたものです。

しかし今では、漫画家になるための専門学校も多く出来ています。

それだけではなく、大学でも漫画科が設立されています。

となると、特に高卒を控えている人進学に悩んでしまいますね。

専門学校と大学の特徴とは

漫画に限ったわけでなく、かなりの専門的な職業を目指す人のための専門学校が存在します。

昔は学問一辺倒の雰囲気だった大学も、こうした専門の学科が増えてきました。

なので高校の卒業を前にしてこの後の進路と考える時に、専門学校と大学とどちらにするか考えてしまうのは、当然のことです。

なのでまずは基本的に、最も大きな専門学校と大学の違いを把握しておきましょう。

卒業時の取得資格にこれが現れます。

4年制大学の場合学士号が取得できます。

学歴にも、BAと書くことが出来ます。

専門学校の場合、学歴に専門学校卒の記載はできます。

また専門士や高度専門士という称号が取得できます。

比べてみた場合、やはり学士の取得というのは世間的には認められやすいものです。

つまり、その専門以外の職業に就く場合学士号というのは武器になりやすいですが、専門士の場合はちょっと弱いということです。

これを基本として覚えておいて下さい。

漫画の専門学校と大学を比較

漫画を学ぶ学校といえば、専門学校でした。

でも今では、大学でも漫画専門のコースが多く存在します。

在学年数を比較してみる

大学の場合、短大なら2年制ですが4年制の大学がほとんどです。

専門学校の場合、全日制だと2年制のカリキュラムを組んでいます。

短大に進学する場合だと、実は専門学校と同じ年数ですが、短期大学士の称号が取れます。

学費的に比較してみる

学費については、年間の学費はそれほど大きく違いません。

大学だと100万から200万円、専門学校の場合だと50万円から150万円くらいです。

結構金額が重なっていますね。

しかしこれを、2年払うか4年支払うかで金額には大きく差が出てきます。

4年制の大学の場合、もし年間学費が同じ100万であっても4年、計400万かかることになります。

専門学校の場合、2年ですので200万と単純計算できます。

専門的な授業の面から比較してみる

大学の場合、4年制の大学はうち2年を一般学科に費やす学校が多いですね。

つまり専門の授業が多くなるのは3年時からというスタイルが多いのです。

それに比較した場合、専門学校では最初から専門に特化した授業内容になります。

漫画の専門学校の場合だと、入学した時からデッサンやストーリー制作の授業が始まります。

しかし特に4年制の大学の場合、入学後はまず一般教養授業が主になります。

すぐに実技をという人には専門学校がおすすめですが、漫画のためのベースになりそうな一般教養も獲得したい人には、大学進学がおすすめですね。

卒業後のケアについて

漫画をいくら描いても、デビューできなくては話になりません。

なのでできるだけ在学中にコネ、つてを作っておくに越したことはないですね。

専門学校の場合雑誌社の編集者など、オープンキャンパスの時に招いたりもしますので、比較的顔つなぎがしやすいのが特徴です。

大学の場合、この点がいささか弱いですね。

特に美術系の大学で絵の技術からと考えた場合、卒業後の漫画家へのルートは自分で切り開くことになる、と覚悟しておくほうがよろしいです。

大学で漫画を学ぶことのメリットデメリットは

大学の場合何よりも、卒業時に学士号が得られることが大きな魅力です。

もし漫画家の夢を諦める羽目になっても、学士号があるという点で就職には大きな助けになります。

また雑誌社などへの就職も、漫画のコースで大学出身というのは、武器になりますね。

他の業種への就職にも、学士号は役に立ちます。

しかし問題は、4年あることによって結構気が緩むということです。

のんびりと大学生を謳歌、本来の目的を少々忘れてしまうということ、あるのです。

また入学に関しては、普通に入試がありますのでしっかりと受験勉強も必要です。

漫画の専門学校で学ぶメリットとデメリット

専門学校の場合、基本の授業もしっかりと入学時から行われるので、テクニックを学ぶには最適です。

また周囲とのライバル意識も育てやすいので、競い合いながら勉強していくという緊張感があります。

入試についても、一般科目はまずありませんので、受験というほどの厳しさはありません。

在学中にも編集者との顔合わせも多く、そういった意味でも卒業後のつてが得られるのは強みです。

ただもし、夢が破れた場合専門士の資格だけだと、漫画以外の職業への就職がちょっと難しいと言うデメリットもあります。

漫画だけでなく、こうした特殊専門職の場合につきまとう、デメリットですね。

とは言え漫画の専門士ですので、漫画雑誌の編集への就職は見込めます。

漫画家を諦めた後でも、漫画家を育てる仕事にはつきやすい、漫画の世界に身を置きやすいというメリットにもつながるのです。

まとめ

大学で漫画を学ぶというのも、実は魅力的です。

卒業後のメリットも大きいですし、親も安心してお金を出してくれます。

基礎的な学問も身につくのです。

しかし漫画を積極的に、テクニック面でも確実に短い期間で学ぼうと思った場合には、専門学校入学がおすすめになります。

自分に合ったスタイルの進学、考えていって下さい。